「中華風」の漫画や小説って子どものころから何の疑問もなく楽しんできたけど、中国の人から見たらどうなんだろ? 自国の文化を描いてると見える? それそも日本風だと見る? そもそも好感の持てるものなのだろうか。
某少女漫画はろしゃおのスタッフさんたちが大ファンを公言していたので、あれいいんだ?! とちょっとびっくりした。
外国人が日本の文化を描いたらどうなるんだろ。『ラストサムライ』がそうかな。うーん…違和感はなかったように思う。
でも現代が舞台のものは違和感ありまくりなので(ハリウッド版・ゴジラとか、パシフィックリム2とか、“なんちゃってジャパン”感満載だった)、古い時代のものだとその辺クリアになるのかもしれない。
最近の大人気作ってどれもこれもグロ表現が多いけど、もうその要素は外せないのかな。特に某鬼退治や某現代陰陽師を流行らせてる「ジャンプ」はそういう刺激的な表現がないとヒットさせられなくなってきてるんだろか。
血が飛び散らず、首ももげず、誰も死なず、そんな作品がみんなで楽しめたらいいけど、そういうのでヒットしてるのあまり無いよね。いや興収的には成功しているけど、でもたいていは絵がきれいなだけでそんなに長く盛り上がらない。
そう考えると宮崎アニメをみんなで見ている時代はよかったんかなあ。
『ハイキュー』はスポ根でそれなりに人気が高いと思うが、読み直すとツッキーと及川さんの意地悪具合とそれをフォローしない大人たちにもにゃる。あと山口のツッキーへの依存とか。週間連載で常に盛り上がりを維持するには、長期的な辻褄を合わせるのは難しいのだろうか。目先の山か全体の山か。
