給食に漂白剤をいれた教師のニュースを見てがっくり。24歳? まだ学校出たばかりじゃないか。
しかし子どもたちに被害が無くてよかった。
教員不足が言われはじめてだいぶ経つが、自分が採用試験を受けた頃は倍率が恐ろしく高くて、とても合格できるような状況ではなかった。もし試験に合格できても採用されるにはコネが必要だった。親や親戚が校長レベルの。
友人の中には本気で教員になりたくて何度か試験に挑戦したり、産休補助教員で人脈を作っている子もいた。応募用紙の「僻地OK」「養護学校OK」にチェックを入れないと受からないという話も聞いた。
みな子どもや教育が好きな人のいい子ばかりだったが、だれも合格できず、最終的には別業界に就職していった。
あの頃どうして急に採用数絞ったんだろう。景気が悪くなったのは理解していたが、教員をいきなり減らすのは、将来を考えればリスクが多すぎる。それを思い描ける人が教育委員会やら国やらにいなかった、……のだとしたら、本当にあほすぎる。